こんにちは。
コーヒーが好きなのに、カフェインに弱いサルです。
さて、前日半ベソをかきながら到着したクックタウンの朝。
天気が良いので、朝食は前日のシャワー(公衆便所)近くの、川沿いの公園で食べることに。
昨日はいろいろ巻き起こったけど、寝れば大概のことを忘れられる2人。
朝食を取りながら、あのオフロード楽しかったねぇ、などと談笑を始める。
あの焦りはどこへやら、喉元過ぎれば熱さを忘れるとはこのことである。
こうしてオーストラリアのスローライフ感を全身に吸収し、どんどん能天気さが増していくのであった。(オーストラリアのせいにするな)
なんにせよ気持ちの良い朝。
朝食後ベンチでコーヒーを飲むタマゴと、朝の運動がてら公園の器具で汗を流すサル。
朝食を終え、街ブラ開始。川に沿って街の方に歩いて行く。
クックタウンの街で最初に出迎えてくれたのは、中国人?ぽい人たちの銅像。
人無笑臉不開店。顔が笑ってない人は店を開けられないよ、って意味でしょうか。(適当)
どなたか存じませんが、偉い感じの人だったので記念撮影。
肩に手を置いてフレンドーなタマゴ。良く見ると顔が似、、、?
これ以上書くと怒られるので次。
さらに少し行くと、いくつかの銅像が立っている広場に出た。
まず目に入ったのは、タライと杖を持ち、何かに向かって歩いているおじさん像。
「1873年の10月24日にいろいろあり、そこから有名な”PALMER RIVER GOLDRUSH”が始まった。そしてそれと同時に、このクックタウンという港町が誕生し、栄えていくのであった。」
という街の歴史が土台に書いてあった。これは金の採掘に向かう人か、なるほどなるほど。
と、銅像を二体見たところで、もう銅像関係はお腹いっぱいかなーとなる2人。
他の意味ありげな大砲やキャプテンっぽい人などのモニュメントはさらっと見て、その川辺の広場をあとにした。
ちなみに今一度確認すると、この街は”クックタウン”である。あの有名なクック船長の名を冠する街。
もちろんキャプテンクック像もその広場にあったのだが(というかその広場の名は”Captain James Cook Memorial”)、華麗にスルーしてしまう2人。
そういうところは旅行ブロガー(自称)としてどうなのかと思う。
さて、続いては車でルックアウトGrassy Hill Lookoutへ。
街の中心地から車で5分ほど、すぐ近くです。
クックタウンは河口付近の街。その近くの山頂に位置するここからは、東側一面は海、そしてそこに流れ出る川とクックタウンが一望できます。
ちなみにここからだと、東京はほぼ真北の方角。
この先に東京があるのか。
そんなこんなで景色を堪能した2人は早々にクックタウンを去る。
今日中にPalmCoveまで南下することにし出発。もちろん帰りは内陸側のハイウェイで帰ります。学習したもんね。
途中、Googleで見つけた、なんちゃらの滝に寄ろうということでハイウェイを外れる。
GoogleMapを頼りに滝を目指し、オフロードを走ること50分ほど。
一向に景色が変わらない。
GoogleMapのピンはすぐ近くのはずだが、走っている道とずれているような気もする。
どこなんだろうここは?降りて歩かなきゃ行けない場所にあるのか?もう通り過ぎちゃった?
など疑問が浮かんだが、歩いてまで探すテンションではなかったので、結局あきらめて引き返すことに。
野生の牛に見送られながら来た道を戻り、再びハイウェイ南下を再開
少し走ると何やら黒い山が見えてきた。
近くまで来ると、それは木ではなく黒い岩が積み重なった山であることが判明。
岩好きの2人は大興奮!
ウォオー何これ何これ!
路肩に展望エリアがあったので駐車することに。
看板によると、この山周辺は”ブラックマウンテン国立公園”というらしい。
言い伝えでは「人が消える」とか「絶滅したはずのクイーンズランドタイガーが出る」とかいろいろな逸話がある山なのだとか。おらゾクゾクすっぞ。
テンションが上がり、いろんな角度から撮影するタマゴ。
そしていつもの病気、”テンションが上がると周りが見えない病”を発病。引きの写真を撮りたくて、ハイウェイの真ん中に下がっていっている。車に轢かれたいのだろうか。
危ないよ。ハイウェイの車はかなり飛ばしてくるから、轢かれちゃうよ。自分の身は自分で守らないと死ぬよ。そういう危機管理能力の無さが命取りだぞ!
とうるさいサル。
それを無視するタマゴ。
いつもの構図である。
いつかちゃんと観光したいなぁ、と思いながらブラックマウンテンを後にする。
その後もちょいちょいある展望エリアを楽しみながら、ハイウェイを進むこと3時間。
ついに海沿いに出てきた。
ここで、運転手だったタマゴは助手席のサルに無茶な注文をしてくる。
ナナちゃん(タマゴの友人)に向けて、テイラースウィフトの曲をBGMに良い感じの海岸沿いドライブ景色ムービーを撮ってくれへん?
え
もしこのブログをいくつか見てくれている暇な素敵な方なら気付いているかもだが、サルは基本的に写真や動画を撮らないでここまで生きてきた。
(そのせいでこのブログはタマゴの写真が少ないのだ。すまんタマゴ。)
果たして”良い感じの”という期待に答えれるか、、、
まぁとりあえず撮れば良いだろう、と撮り始めるサル。「質より量」作戦で、海岸沿いを走る映像を合計7テイク撮影。
木々に遮られたり、途中BGMが違う!などと注意を受けながら、それでも良い感じに撮れたのではないかと思う。
が、果たしてこの動画がナナちゃんに送られたのか、それは今も謎のまま。
そんなこんなで海沿いドライブを楽しんだ2人はやっとPalmCoveへ到着。
今夜はここのキャラバンパークに泊まります。設備が綺麗で、立地も良い感じです。
ちなみに私たちはRACという車の保険に入っていたので、その特典で宿泊費が少し割引されました。RAC以外にも保険会社はいろいろあり、それぞれに特典(ガソリン割引とか)があるみたいなので、自分の保険会社の特典は調べておくと良いと思います。
さて、受付を済ませ、自分らのエリアを確認した後、まずは近くのColesに買い出しに行くことに。
車で5分ほどのColesに着くと、そこは地下駐車場タイプのところだった。
高さ制限表示を見て、ルーフラックの荷物は大丈夫だろうか、と若干心配になる2人。
パースからずっと車上に荷物を乗せて旅行してきたのに、未だに自分らの車高を把握していないのだ。
いやでもさ、オーストラリアって車の上に荷物乗せてる車多いし、そんなギリギリの高さ設定ではないよね。そうだよね。
ということで不安を掻き消し、高さ制限バーに恐る恐る突入して行く。
頼む。当たらないでくれ!
リンボーダンスのような気分でドキドキドキドキドキ、、、
しかし、そんな心配は杞憂に終わり、すんなり地下駐車場内へ入る愛車コジロー。
「ほっ♪」
安堵の息を漏らしつつ駐車する。
「もぉ~、心配したんだからぁ」という付き合い初めの彼女のような気持ちで愛車を見つつ、謎のテンションでColesへ入って行く2人。
フワフワしたテンションも買い物の間に落ち着き、
「夕飯はバジルパスタにしよう!」
ということで、材料など買い物を済ませキャラバンパークへの帰路に着く。
そして無事、帰りの出口で高さ制限バーに衝突し、テーブルを破損した2人なのであった。
めでたしめでたし。