こんにちは。

手のひらがしわしわで、小学生の頃からおばあちゃんのような縦筋の入った手、俗に言う、『家事や畑仕事で手を酷使して苦労したね、働き者だね』の手にコンプレックスを持っている、どうもタマゴです。

この日(8月12日)でパースを出発してから129日目。ついに2年間のワーキングホリデーを終え、日本へ帰国するときがやってきた。

ちなみにモグラさんはというと、6月2日 (58日目) に私たちと別れ、一旦パースへ飛行機で戻り、パースの友人たちにバイバイしてから一足先に日本へ帰国をしていました。

なので、6月2日以降はサルとタマゴでファーム生活@Home Hill

そのうちにわたしたちは恋人同士になりましたとさ。(恥ずかしいのでここは割愛)

Home Hillの前にBowenでファームジョブ探し
前年タマゴが働いていたズッキーニファームは野原になってた
Bowenのローズベイ
ローズベイのブランコ
Bowen生活の序盤はモグラもいたよ
3人で住んでたBowenの家
レジュメ片手に壁画と記念撮影
サルとタマゴになってからの家の前の様子
1日半で終わったカプシカム(パプリカ)のファーム @Bowen
bowenは夕焼けスポットがいっぱい

話がそれましたが、せっかくなので今日は、帰国前に行ったMagnetic Islandのことを書こうかなと。

YouTubeでもまとめてるでー

帰国日が迫ってきた8月初旬。ファームが定休の日曜と、月曜日も休みをもらって1泊2日で、Magnetic Islandに行くことにした2人。

2018.8.5

9時前にHome Hillを出発。

Magnetic IslandまではTownsvilleからフェリーで行きます。

わたしたちが住んでいたのはHome Hillという田舎町のメイン通り沿いにある、Commercial Hotelというところ。

名前の通りホテルだけど、兼バッパーみたいなおもしろい形態。1Fがパブになっていて、仕事中なのか仕事終わりなのか、蛍光色の仕事着を着たおじさんがビールを飲んでいる様子をよく見かけた。

そして2Fがホテル兼バッパーで、共同のバストイレにキッチン、あとはホテルってだけあって部屋は個室。廊下にずらーっと扉が並んでいて、全部で何部屋あったのかなー。10何部屋はあったのかな。

当時はわたしたち含め4組くらい、多くても6人とかくらいしか住んでいなかった。週末になると、1Fのパブで飲んでそのまま泊まっていく人たちもたまに見かけた。とはいえ、キッチンもお風呂も割と好きなタイミングで使えて、快適な暮らしでした。

ホテルのバルコニーから見える壁画

また脱線してしまった。今は旅行の途中です。

オーストラリア東海岸のちょうど中間あたりから突如現れる、ハイウェイA1。この道をただひたすら北にまっすぐ進めば、Magnetic Island行きの船が出ているTownsvilleという街にたどり着きます。

ハイウェイA1

1時間ちょっとでTownsvilleに到着。

9時発の船に乗り込みます。

往復で$202(車も乗せる場合)

しゅっぱーつ!
風が気持ちいい~

車も一緒に乗船できる船なので車ごと乗り込みます。せっかくのいいお天気なのでデッキにあがる。

40分ほどで島に到着。

Magnetic Islandは島の半分以上がナショナルパークで、お店やホテルがあるのは主に東側。Horseshoe bay, Picnic bayなど(5か所くらいだったかな)いくつかのBayエリアがあり、それぞれのエリアごとにお店などが集まっている。

フェリーターミナルはNelly Bayにあって、ロータリーにはコーヒースタンドがあったり向かいにはIGAが見えた。レストランもあったり割と栄えている。

(レンタカーの人はターミナルのカウンターで手続きを。)

到着してすぐ、お腹もペコペコだったのでまずは腹ごしらえ。島の中でも、いろんな店が立ち並ぶHoeseshoe Bayへ向かう。

パーキングスペースに車を停め、歩き出す。いろんなレストランやカフェが立ち並んでいてどこで何料理を食べるかで悩む。

結局、1年半ほど前にこの島を訪れていたタマゴお勧めのお店へ。

Mexican RestaurantのNoodies on the Beach

麦わら帽子を被ったすっぽんぽんのカップルの後ろ姿の看板が目印です。名前の通りなのでわかりやすい。ほとんどがテラス席で開放的なお店。この日も観光客で結構賑わっていた。

店内の様子。

ここのBreakyプレートが美味しかったので、それを頼むことに。

ちなみに、のコーナー。(よく脱線しちゃうなー)

オーストラリアのBreakfastのプレート(通称Breakyプレート)は、“朝食”という名前ですが、たいがいの店で何時でも食べれました。きっとオージーにとっては軽食的な感じなのでしょう。そんなわたしも腹ペコだったのでペロリとたいらげました。

サルはAUSSIE FULL BREAKFAST $19.90、タマゴはSMOKED SALMON AND AVO STACK ON TOAST WITH POACHED EGGS AND HOLLANDAISE SAUSE $18.90(名前ながっ)を頼む。

早く食べたいのに待てをさせられるサル

お腹もいっぱいになったので、ビーチでごろごろしに行くことに。Hoeseshoe Bayから少し東にあるArthur Bayへ。

ここは結構小さいBayだからか人がそんなにいなくて穴場やった!こんだけキャンプしてるのに、おっきいビーチタオルを持っていない為、毛布に寝転ぶ。

光合成タイム。

日本では大人になってから日傘を差していたわたしだけど、オーストラリアに来てからはめっちゃ焼いてる。でも顔は焼かない。だって女の子だもん。と、冗談はさておき。

持参したメロンを頬張りながら昼寝。最高の時間。

ちなみにメロンとカプシカム(パプリカ)とパンプキンのファームで働いていたので食べ放題だった。めっちゃよかったな~

どんどん口に放り込まれるサル

「死ね~」と言いながら水をかけられる

1時間半ほどゴロゴロし、宿に向かう。

そう、1時間半ゴロゴロしてほとんど海には入っていません。だって水冷たかったんだもん。

山道を抜けてゆく~
カンガルー注意の看板発見!

宿に向かう途中で夕飯の買い出し。フェリー乗り場近くのIGAへ。

その時にガスコンロのガスも足りひんかも、とガスも買うことに。しかし、IGAでは売り切れ。ガスが無くては今夜の親子丼が食べられないと、他の店を探す。

いつもなら、スーパーかホームセンターでガスを買うけど、そんな量販店的なもの、この島にはない。

なのでちいさい商店でガスを見つけたものの、値段が倍以上。たしか。とんでもない値段の高さだったので、ケチって1本しか購入せんかった。

ガスコンロを使用予定の人は、ガス缶もお忘れなく。

そしてモノも揃ったところで、宿到着。

今回泊まったお宿はNelly Bayにある、Amaroo On Mandalay

こじんまりとしたところだけど、庭がひらけていていい感じ。荷物を運び入れ、まずは休憩。

ちょっとゆっくりして夕飯の準備。

外がまだ明るいので外で作ることにし、バルコニーのテーブルにコンロを出して親子丼を作る。

定番メニューなので、いつもハプニング祭りのわたしたちも今回は何事もなく完成。

食べていると、庭にでっかいほっそい鳥が出現。島っぽい。

するとワラビーもやってきた!みんな親子丼好きなんかな。

親子丼目当てに(?)争う鳥とワラビー。

勝者ワラビー?

そんなことに全く興味を示さないサルは、もくもくと夕飯の親子丼を口いっぱい頬張りながら一人夕食タイム。

美味しい~という満面の笑み

そして夕方6時頃。

せっかくなので夕日を見に行こうと西側に向かう。

西側のYoung Bayの先のWest Point Beachを目指す。

日の入りはもうすぐ。一本道をひた走る。辺りがだんだん暗くなり、森みたいなところを抜けていくので先が見えず、若干不安になる。

ほんまにこの道であってるー?!

わたしは不安になると、すぐ人のせいにする癖があるらしい。いや、“たまに”だと思いたい。

助手席で道案内をするのわたしの仕事だけど、Googleだか運転中のサルだかに疑いの目を向ける。

サルは安定のスルー。

もちろんGoogleもスルー。

こうしてわたしの言葉は行く当てもなく、独り言に終わることが多い。

タマゴの不安をよそにぐんぐん西へ。

森の中なので光が届きにくく、暗くなっていくのが早く感じる。

果たして日の入りに間に合うのか。

日の入りとコジロー(愛車)との戦い。

そしてついにGoogleの“Turn Left”の案内。この案内は、道を逸れて海側に向かうことを意味する。一安心のタマゴ。

なんとか日の入りに間に合い、綺麗な夕焼けを見ることができた。残念ながら、位置的に夕日は見えず。

遠くの方に数人のグループの人影が見えるけど、辺りは誰もいなくて静か。

ちょっと砂浜を歩いてみる。

波の音と、砂浜をザクザク進む足音。足が砂浜に埋もれてなかなか歩きにくいが、周りの景色がそんな苦悩をかき消す…

はずだったのに。

サルの一言がそれをぶち壊す。

重すぎるんじゃない?体重。普通そんなめり込まんで。

!!

…こんな雰囲気のいいところで言う?それ言う?!

と、デリカシーのないサル。まぁいいさ、それがサルだ。

砂をめり込ませながら歩くのに疲れたわたしは、夕焼けも見れたし満足して引き返す。

宿に戻ってから、オーストラリアのスパークリングワインYellowを飲む。旅行中というテンションとアルコールも相まって、いつになくご機嫌な笑顔をカメラに向けるサル。みなさん、これは貴重な写真です。これこそ満面の笑みのサル。

なのに髪型が残念すぎる。寝起きでもないのにどうしたらそうなる。

部屋の写真、撮ってるつもりやったけど、後から見返したらこれしか撮ってなかった。

2日目に続く~!