こんにちは。
小学生の頃、近所のスイミングスクールに通い、バタフライは泳げんでもいいかな、なんか泳ぎ方イカツいし。ということで平泳ぎまでマスター。しかし今では、一番得意な泳ぎ方は犬かき、という、どうもタマゴです。
朝5時半、珍しく予定通りの時間に起床。
前日の灼熱ドライブを反省し、陽がまだ強くないうちから少しでも距離を稼ごう、という作戦。
暑すぎて寝付けなかったから睡眠が浅かったのか、2人とも起きれた奇跡。
やればできるは魔法の言葉。
ここ、Normanton tourist parkは真ん中にプールがあって、泊まったときはちょうど工事中だったからか、宿泊客も少なかった。
さらにこんな早朝にキッチンを使う人はいない。
さっさと朝ごはんとお昼のスパム弁当を作るわたし。その間にサルは椅子やテーブルを片付け荷造り。
見事な連携プレーで、7時頃出発。
よし、順調な滑り出しだ。
1時間ほど走ったところで運転を交代してほしいというサル。
昨日あの炎天下の中走り続けた上の寝不足。そら、そうだ。(前日の記事参照。)
ここは喜んで交代。
よろこんでーー!!
オーストラリアの田舎道は一車線をひたすらまっすぐなので、車線変更を苦手とするわたしにも運転できる。
ロードハウスで一旦休憩。トイレスポットがあると、とりあえずトイレに行っておこうとしてしまうわたし。都会でもそうなのに、こんな田舎道ともなるとトイレがあるのは次は何キロ先なのという恐怖から、さらに拍車がかかる。
そろそろ頻尿キャラを認めてくれ
それを待つサル。
寝不足で布団が恋しかったのか、後ろのドアを開けて、顔だけマットレスに乗せて立ったまま寝ていた。
なんちゅう体勢で寝てるんや…傍から見れば怪しすぎる。
昨日寝られへんかったんかなぁ
よっぽど晴れやかな顔して戻ってきたのか、わたしの顔見たら便意を催したと、サルもトイレに消えてゆく。
失礼なやつだ。さっき少しでも不憫に思ってしまった気持ちを返してほしい。
2人ともすっきりしたので先へ進む。
途中、Cloncurryの公園、Mary Kathleen Memorial Parkで昼食。
暑くて汗をかいているのでスパム弁当の塩気が食欲を増殖させる。
昼食後はお腹いっぱいで元気になったサルと交代。
このままMount Isaへ向かう。名前は聞いたことあるし、Googleマップで調べるとコールスやウーリーやら、そういうメジャーなスーパーのあったのでテンションが上がる!
さすが、Mount Isa。都会だ。さすがだ。
シャワーを求めてインフォメーションセンターへ入る。
あぁぁぁ、、クーラーがガンガンに効いている。まるでオアシスのよう。
シャワーは$2。今まで有料のシャワーは、男女共同のようなところであれば、節約の為に2人一緒に浴びてしまっていた。しかし、さすがここは都会。きっちりレディース、メンズと分かれていた。
お風呂グッズはひとつしかないので交代で入ることに。
サルはレディーファーストで先に入らしてくれた。まぁよくある普通のシャワー。都会だけど、特筆すべき点は特になし。
ちゃっちゃっと浴びて出ると、ソファでサルが寝ている。
このまま寝かせてあげたい気持ちが湧いてきたが、現実問題それはいろいろ困る。
なのでごめんね、と思いながら起こす。
ハッと起きるサル。半分寝ぼけながらシャワーへ。
入れ替わりにソファーに掛けて待つことに。
あー、これは寝てしまうn……
そのあとは愛車コジローの給油。
そしてスーパーへ向かい、諸々の買い出し。
野菜のコーナーを通りながら夕飯のメニュー決め。
ブロッコリーとアスパラとか茹でで…肉っけもほしいなぁー
というサルのリクエストに答え、今夜はトマト煮に決定。ちなみにトマト煮はサルの好きな料理ベスト20には入ってくるだろうメニュー。
しかし困ったのは水だ。
水が2Lとかのしか売っていない。車用の小さい冷蔵庫しかないわたしたちは、そんなに大きいと冷蔵庫に入らないので600mlのボトルを飲料用として買っていた。
ここのスーパーで売り切れなら、と、ホームセンターも見てみる。
しかしここにも置いていない。
それならもう一つのスーパーに行ってみようと向かう途中で、ガスも入れておこう(我々の車、コジローはガソリンとは別でガスでも走ります。)と、シェルへ寄る。
ガスを入れ、オーストラリアでは会計は大概併設されている店の中なので、サルが支払いをしに行く。
助手席で待ってるとふと思い出す。
あ、ここに水売ってるんじゃない?
と思ったと同時くらいに水をかかえて出てくるサル。でかしたサル!
しかも安くなっていて600mlが24本くらいで$7だったそう!ナイス!!!
ううぇーーーーーーい!!!
そう、水はこのドライブに必須なのだ。無いとほんとに死の危険を感じる暑さだ。
命の水をゲットし、Mount Isaを後にする。
さて今日のキャンプ場はWW2 Airfield。
今、この日記を書いて気付いた。この地が第二次世界大戦関連の地だということを。なんか説明書いてありそうなやつあるやん。。今となっては分からない。
しかしここのキャンプ場はハエがすごい。
もう夕飯のトマト煮に捨て身で入ってくる始末。あーーーーってなっていると、黄色いYaris(サルのパースで乗ってたの車種)に乗ったおじいさんに話しかけられる。
トマト煮には蓋をして放置し、おじいさんと話をする。
そのおじいさんは御年87歳で、昔Sydneyの三菱系の工場で働いていたらしい。
だからか日本語を少し知っていた。
他にもスペイン語、ドイツ語、中国語を勉強中とのこと。おもむろに、その国の言葉の勉強ができるのであろうCDがいっぱい入っているカバンを見せてくれた。
このバイタリティは見習いたい。
わたしたちもあのおじいちゃんみたいに歳を重ねていきたいな、と話しながらトマト煮を食べる。
いろいろな情報を教えてくれたおじいさん、ほんとにありがとう。
それではおやすみなさい。