こんにちは。
『生まれ変わってもわたしの胃にはなりたくない』、そんなことを母とよく話します。イコール、食べ過ぎ、という意味です。同義語で”お腹キンコンカン”もあります。
このワードをわたしは人生で幾度となく使ってきました。
そう、未だに自分の胃のキャパを把握できていません。
これを打っている、今まさにこの時も、カレーの食べ過ぎでお腹がはち切れそうで、なんなら胃が痛いです。
あぁ、生まれ変わってもわたしの胃にはなりたくない、、
どうも、タマゴです。
Jurien Bayを出発し、Pinnaclesへ向かう。
いよいよ、Perthまであと少し。
ピナクルズはNumbung National Parkの中にあります。
この中は車のまま入れるので便利。車1台で$12です。
それにしても、すごい。
オーストラリアを周って、色々な自然の神秘、凄さを体感してきたけど、まだまだ知らない世界はあるものだ。
…一体何がどうなってるんや。
過去なのか現在なのか未来なのか、分からなくなるような世界。
なんだかSF映画の世界の中のような、違う惑星に来たような、、
エイリアンが現れてもおかしくない。
むしろわたしたちの方が浮いている。
やっぱり自然の力って、人間の想像を超えてくるなー。おもしろい。
そして、この迫力、大きいもので3.5mほどにもなる、この岩。…岩で正解?
と、思ったので、これは何ぞやと調べてみました。
なんぞやなんぞや~
これはズバリ、石灰岩の地層!
海洋生物が豊富だった頃より、もっと昔の時代の貝殻が元らしい。
何千年の時を経て、内陸に向かって吹く風によって浸食され、ここまで運ばれ、砂に分解されて徐々に堆積していったそう。
でもなんか、ズバリって言っちゃってるけど、はっきりはしていないらしい。
貝殻説やら、砂説やら、天然セメント(木)説やら…
はっきりしているのは、6000年くらい前にはこの状態だったってことと、今もどんどん風化しているので、いつかはここがなにもない砂漠になっていってしまうってこと。
諸行無常やぁ、、
ちなみに、アボリジナルの人たちは、ここを悪の場所と考えており、助けを求めて手を伸ばす若い少年たちの手だという。
ただ、これもまちまちで、ここで平穏に暮らしていたと伝承している部族もいれば、この柱たちは死んで横たわっている敵だ、と伝承している部族もいるそう。
まぁ、アボリジナルの部族は数千あったらしいのでそうなるのも頷ける。
最後に(まだうんちく話続くんかい)、このピナクルとは、ゴシック建築の教会などの小尖塔、頂点、という意味らしい。
これで長ったらしいうんちく話は終わり!
サルみたいになっちゃったな~
いいアングル! エイリアン岩
いつでもどこでもジャンプ。
それがわたしたち。
た、高い…‼ 忍者タマゴ参上!
テンション上がりすぎて、登ってはいけないよ看板を見逃し、ふつうに登ってしまいました。ごめんなさい。
十分満喫した後は、ここから1時間もかからないところにあるLancelinへ。
しかし、どうも引っかかる。
ここへ来て、ピナクルズあたりからサルがずっと
俺前に来たことあるから。
を連呼する。まぁそのあとには
”だからタマゴのしたいことしよう!”ということなんだろうけども、何だかそれを言う時のテンション、姿勢が気に食わない。
まぁいいさ、わたしはわたしで楽しむさ、と、この気持ちに蓋をした(大人!)けど、
今思えば、おサルさんも疲れていたのでしょう。ほとんど運転してくれてたし。
そんな風に受け取ってしまうわたしはダメだなぁなんて反省していたら、
ランセリンに到着!
先ほどの黄金色の世界から打って変わって、真っ白!
真っ白!
ここはサンドボードができるので、さっそくボードを借りてみる!
いくらだったかは忘れてしまったけど、1時間いくら、とかの時間制で貸し出していた。
交代で滑ろうとなり、1枚だけレンタル。
丘の方までは車で進めるので、よきところに停める。割と自由に停めてた気がする。
いざ!
まずは初挑戦のわたしから。
次はサル!
これ、滑り降りるときは楽しいけど、そっから上まで上ってこないといけないのが地獄。息切れがひどい。
どれぐらいのレベルかというと、すべらない話で兵動が話していた、身体からフィッフィ~と鳴りそうなレベル。
それが喘息持ちでもないし、兵動ほど太ってもないのに起こってしまう、それくらいしんどいです。
風が結構吹いているので砂が顔にバシバシ当たる。
まだ懲りずに滑る。
でも30オーバーの身体には5回くらいが限界。
身体から音を奏で出しそうだったのと、砂が痛いので早々と退散。
1時間くらいで、ここを後にしました。
今度はもっと身体を鍛えてから挑みたいと思います。