やぁ!
語学学校に行ってた頃、英語の発音練習のためにダチと会話を録音してみたんだ。
そしたら英語の発音どうこう以前に、自分の声が気持ち悪くてもうどうしたら良いか分からない、誰か助けてくれよぉ〜
ってなったサルだぜ。
最近旅も終盤に入り、疲れからか口調がおかしくなってるけど、気にしないでくれよナ。
盛り上がってこぉゼェ!!
さてさて、枝毛、もとい、Edagee rest areaで一夜を明かし、今日はお楽しみ世界遺産の「シャークベイ」へ向かうぜ!
世界遺産ってだけで、ワクワクするよな。
そんな道中、ふと見つけたGladstone scenic lookoutへ立ち寄って見たんだ。場所は下の地図で確認してくれ。
急に、道路の右手に車で登れる砂丘?みたいのが現れて、これは登るしかないってなってさ。車で上まで行けるんだから、こんなお手軽な話はないだろっ?
上に着くとそこからの景色は見晴らし良好!どこまでも見渡せるぜ。
丘の上は結構広くて、車を停めて奥の方まで歩いてみたんだ。
そしたら、石の山みたいなのがあってさ。上の写真、左奥のやつだ。
近くで見てみると、石には名前が書かれていたりして、しかも石だけじゃなくて、人形とか靴とかタバコとか瓶とか写真とか、いろんな物が積み上げられてたんだ。
そうさ、それは故人を偲んで、置かれたモノたちだった。
今までにいろんな人がここに来て積んだんだろうなあ。
なんだか、自然のお墓って感じで、見晴らしも良いし、この人たちも喜んでるだろうなぁ。安らかにお眠りできてるだろうなぁ。って、感動したぜ。
良い景色と、人が人を思う気持ちを感じられて、言葉ではうまく言えないけど、温かい気持ちになってそこを後にしたんだ。
こういう、ふとした時に感情を刺激されるのが、旅の醍醐味だよな!
生きてることに感謝しながら、進んでいく。
この気持ちは忘れない。
そしてついに、 SHARK BAY WORLD HERITAGE AREAに足を踏み入れた。
このエリアでは何が見れるのか、ゾクゾクするぜ。
まずは世界最古の生物ストロマトライト鑑賞。
Hamelin Pool Stromatolitesに到着。
駐車場から歩いていくと海へ出る。
ところでみんな、ストロマトライトって知ってるかい?
そう、この黒いやつがストロマトライトだ。
今「うんこみたい」って思った君、彼らを侮っちゃいけないぜ。
まず何がすごいって、彼らは大大大先輩なんだ。その年齢は5億歳以上、古いもので25億歳にもなるんだぞ。
こりゃ儒教の教えで年上を敬えって叩き込まれてるおいら達にとって、もはや上から見下ろすのは申し訳なく思えるぜ。
だからって、ここの砂に潜り込んで下から見るのもダメだぜ。保護区域だからなあ!
環境は大切に。
しかも彼らは、初期の地球に酸素を供給してくれた”生物の恩人”のような生物なんだ。
光合成によって酸素を生み出してくれる彼らが生まれる以前は、空気中の酸素は1%だったとか!息できることに感謝・カンゲキ・雨・嵐だな!
昔はたくさんいたらしいけど、今じゃ現生のものは、オーストラリアのここシャークベイか、他限られた地域でしか見れないんだってさ。
心して見よう!
ナイスな心意気!
貴重なものなので、環境を壊さないように桟橋から見学しような!
看板がところどころにあって、もしも君がバクテリアサイズになったらどんな風に見えるのか?、とかいろいろと説明してくれるぜ!
ありがたやありがたや。せっかくだからしっかり読んで勉強しよう!
ここを出る時は君はストロマトライトマスターだ!
おめでとう!
♫大人の階段のーぼる~
一つ賢くなったら次はShell beachへ!
ここはなんとシェルだらけのビーチなんだ!砂じゃないんだぜ!
なんなんだよ!どんなんなんだよ!楽しみだな!
テンション上がってザクザク行くと、足が痛いぜ!貝だからな!
足がザックザクにならないように要注意だぜ!
自分の身体、大事にしろよ!
貝のお持ち帰りは禁止です。
写真に納めて思い出として持ち帰るんだぞ!
なぜこのビーチが貝だらけか、だって?
それは遠浅の海で温暖な気候だから、海水から水分が蒸発してこの一帯の塩分濃度があがるだろ?
そしたら生物は生息しにくくなるんだけど、この貝だけは大丈夫って寸法さ!
つまりこの地に選ばれし貝ってことだな!
自分の活躍できる場所を探していく、これは人間にとっても大切なことなんじゃないかと私は思うぞ。
今日は海を存分に楽しんだし、そろそろいつもの早口言葉かまして、お宿に行っくぞ〜
せ~の、
She sells seashells by the seashore. The shells she sells are surely seashells. So if she sells shells on the seashore, I’m sure she sells seashore shells.