朝日と共に起床。椅子を出して3人でコーヒータイム。あぁめっちゃキャンプっぽい。そや、ヨガもしよう。結局パースではあんまりできひんかったからな。よし、旅行中毎朝ヨガをしよかな。うん。気持ちいいし美ボデーになれるかもやし一石二鳥やん。最高やな。

と、こんな初日の決意はどこへやら、とうとう半周するまでヨガマットはルーフラックでカバーとして使用されていたとさ。どうも、すごい毛量の三日坊主、タマゴです。さらに余談ですが、サルはそんなわたしよりも毛量がすごいです。わたしと逆で顔が小さいので、その毛量でバランスをとってます。

あぁ長くなってしまった。そんなしょーもない小話は置いといて。

一行は南へ。途中Bunburyのファーマーズマーケット、おすすめと聞いていたので寄ってみた。ここは屋内をぐるーっと回れる形式で両サイドにいろんな店が入ってる。目移りする中それぞれ朝ごはん調達。

そこからさらに南、Busseltonを目指す。

お昼過ぎについに到着!

Busseltonの駅
《Busseltonの駅》

ここから桟橋の終着点まで汽車が走っていきます。日差しが夕方っぽいのは、これは帰りに撮ったから。…さて、私たちはここで一体何時間過ごしたのでしょう。ここのJettyはそんじょそこらのJettyと違って、線路があって今もそこを汽車が走る珍しいJetty。この汽車、実際に乗車できるのでよかったら是非!

後々調べたら『千と千尋の神隠し』のモデルとなったらしい。っぽいぽい!これ知ってたら千と千尋ごっこできたのになー。

《汽車とサル》

こんな風にすぐ隣を走っていきます。乗客の人とも挨拶。めっちゃいい天気―――――!!なので、貧乏旅行中の私たちは汽車に乗らずに終着点まで歩いてみることに。その長さ1.841km。例えると京都タワーから四条烏丸までの烏丸通りがずっと桟橋っていうイメージ。

長いね~

《LOVE》

何回も挑戦してサルに呆れられ、あげく全然分からんと批判を受けたLOVEの文字。見えない人はきっと心が淀んでいるのでしょう。

《なんだかんだではしゃぐサル》

ベンチやら縄くくるやつやら、所々に映え?アイテムあります。

《スタンドバイミーごっこ》

バランス感覚っ!何回撮っても同じ方向にフラフラする二人。なんでなん。二人とも筋肉ムキムキやん。なんでなん。

汽車をよけながらいろいろな写真を撮って遊んでも、まだまだ線路は続くよどこまでも。なんせ1.841㎞やからね。

そんなこんなで終着点に到着。突き当たりがどうなっているかは行ってからのお楽しみ。でもちょっとだけ!

お土産やさんを物色したり、写真を撮ったり、海の広大さを感じたり…めっちゃ気持ちいいなー、海広いなーと心の中で両手を広げていたら、モグラが尋ねてくる。

タマゴ、ポーチは??

ん、ぽーち?……..ん?!?!

そう、貴重品を入れていた、みんな大好きBILLABONGのお気に入りのポーチ(確か$10位で購入)、無いことに気付く!

…えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー

とそこからパニック。タマゴパニック。とりあえず周辺探す。

無い、ナイ、NAI!!インフォメーションセンター行く?いや、まずさっき行ったお土産さんか?ほんでWestpac(オーストラリアの銀行)に連絡してカード止めてもらわな。え、ほんなら再発行に時間かかるな、パース戻る?ん?あ、サルに預けてたっけ。そやそや、写真撮る時持っててもらったっけ。

と、多分これ3秒くらい頭の中いろんな考えがぐるぐるして、サルを探す。

なぁうちのポーチ知らん?

え、知らんけど。

もう絶望の淵ですよ。もうあかん、、わずかな希望を持ってお土産やさんに声を掛け…ようとした時にモグラとサルに止められる。

こっちに、あるんじゃない?

そう、なんじゃない?

…この感じどうにも怪しい、、、

指の差された方へ行ってみると、終着点の駅の看板の下に。ありました。わたしのかわいいポーチが。さっき見たときはなかったのに。

そう、2人にはめられました、わたし。ひどいよね。ひどいよね。

こんな貧乏旅行中に貴重品のポーチを隠すなんて、ダメゼッタイ。そんなポーチを人に預けて写真に集中するなんてダメゼッタイ。

《ワンダーウーマンごっこ》

当時モグラさんと一緒に住んでる時に家でネットフリックス観まくってた。ワンダーウーマンは土モグラの好きな映画TOP50には入ってる…と思う。

とんだハプニングもありましたが、気を取り直して帰ろう。そう、帰りも1.841㎞あるのです。