こんにちは。

まだオーストラリアに来る前、”ダーウィンが来た!” と ”地球ドラマチック” を番組予約して見ていて、それを解除するのを忘れたまま出国。一時帰国で、録画一覧を見て唖然とした、

どうも、タマゴです。

滞在3日目の今日は、Darwinを散策してみることに。

ダーウィン、この名はあの有名な自然科学者チャールズ・ダーウィンにちなんで付けられた。

1839年、イギリス軍艦ビーグル号の船長のジョン・クレメンス・ウィッカムがこの地を ”ダーウィン” と名付けたが、ダーウィン自身はこの地に降り立ったことはないらしい。

2人は一緒に探検をしたことがあったようで、2人の間にはいろいろドラマがあったんだろうけど、謎だ。

自分の名でも、軍艦の名でもない…

ウィッカムの考えは知る由もないので、それはおいておこう。

あとはダーウィンといえば、日本軍が空襲をしたことでも知られている。

ダーウィンは、第二次世界大戦中に日本軍に二度に渡って、242機の日本軍艦載機を主力とする部隊に爆撃を受けた。その後も規模は小さくなったにせよ、100回以上も空襲をしたらしい。

この爆撃で使用された爆弾の数はおそらく真珠湾攻撃の時よりも多かったとされ、ダーウィン港は壊滅的打撃を受けた。

これはオーストラリア史上で最大規模の他国からの攻撃だったようだ。

目的は、ダーウィンの飛行場を連合国軍の基地とするのを妨害する為。

この時日本軍はティモール、ジャワ島を侵攻しようとしており、連合国軍がそれを阻止しようとしていた。

その争いの場になってしまったダーウィン。

こんなに綺麗な海なのに。こんなにたくさんの自然があるのに。

国と国とが牽制しあって、マウント取り合って…なんだかな、と思う。(語彙力の無さ)

人間は愚かだ。

そんなことを思いながら、ダーウィンの街を歩く。

今日のメインイベントはCROCOSAURUS COVEへ行くこと。

前回の街プラでも、目を付けていた。

この看板が街の中で目立ってる

と、その前に街プラしてから向かうことに。

朝10時の商店街。

朝が早いことに定評のあるオージー(オーストラリア人)だけど、全然人がいない。

カフェなんかは朝5時くらいから空いているところも。でも閉まるのも早いけどね~

閑散としている…

ダーウィンは、オーストラリアの主要都市のひとつだけど、そんなに人が多くないし街も小さい。

こんな暑いところで定住するのはなかなか厳しいのかなとも思うけど、ナショナルパークも近いし、海も綺麗だしいいところだけどな~

でもやっぱり暑い。

チョコも一瞬で溶けるよ…
浮世絵…?

と、不思議な置き物?を見つける。

怖い…

ハロウィンの名残?

そして、CROCOSAURUS COVEの前までやってきたので、さっそく入ってみることに。

雑誌に載っていた割引のページを急いで探す。

でもなかなか見つからない。

建物の前で立ち往生する2人。

やっと見つけて無事購入。

大人2枚くださーい

ちなみに普通に買うと大人ひとり$36。

これがいくらくらいで入れたかは忘れました…。

さっそくエントランスから入ってみる。

すると、中は薄暗く、クロコダイルが泳いでいる映像が足元を流れている。

クロコダイルがうようよいるところを足で踏み踏みしながら進んで行く。

2階へ続く螺旋階段に沿って、魚とエイが泳いでいる水槽がある。

水槽も上へと繋がっているらしい。

階段を上ると屋外に出た。

タイミングよく11時の餌やりの場に居合わせた。

お姉さんがエイに餌をやっている。

その反対側の水槽には赤ちゃんワニがいた。

手足のかわいいが過ぎる。

こうして水槽に入っているとワニがかわいく思えてくる。

そこを過ぎると爬虫類ゾーン。

また屋内へ入る。

大トカゲ

あとはヘビとか足がむちむちの白い生き物もいました。爬虫類好きのわたしたち、ここもテンション上がった。

爬虫類ゾーンを抜けて外に出ると、大きな柵が見えた。4つくらいに仕切られている。

近づいてみると、

いたー!!

クロコダーーイル!…デカない?

さっきのお姉さんが今度はクロコダイルに餌をあげている。順番に回っていってるようだ。

かなりの至近距離。見てるこっちがヒヤヒヤする。

そして餌で弄ばれている(勝手にそう捉えた)姿を見て可哀そうになってくる。

気付いたらジュラシックパークさながらの妄想。

もし、このクロコダイルたちがもっと巨大化して暴れ出したら、、、

と思っていたら後ろの方でちょっとしたSHOWが始まるらしい。

振り向くと”FORCE BITE”と書かれたBOX。

クロコダイルの口の模型。

クロコダイルの噛む力は3400㎏。3t!

ちなみにさっき妄想していたジュラシックワールドに出てきたT-Rexは1800㎏。Lionで300㎏。ヒューマンは20㎏。…非力だ。

でもワニって口を開ける力は弱いっていうよな。とはいえこれだけ大きいとひとたまりもないでしょう。

この模型を使って氷を噛み砕くパフォーマンスがあったんだけど、写真も動画も撮り損ねました。

なので、ここで餌に食らいつこうと飛び上がった瞬間の写真を1枚。

読者の気を逸らそうと思います。

ちなみにこの餌やりは、階下の水槽からも見れます。

なので上から見たり、下から見たりできます。

餌やりの棒を奪ってた

このエリアの先には、クロコダイルキッズに餌やりできるコーナーも。

まだ子どもなのにすでに迫力がすごい

飼育委員のお姉さんが持っていたのと同じような、先に鶏肉が付いた竿を水槽に垂らします。

なるほど、、

さっきまで可哀そうにと思っていたのに、いざ自分がやるとなると、ワニのジャンプが見たくてギリギリのところで竿を上に上げてしまう。

ついには係の人に ”降ろして降ろして” と言われる始末。

はい、わたしは偽善者です。

そんな自分の偽善者っぷりに呆れながら、出口へ向かう。

ここのアトラクションとして、透明のケージみたいなのに入ってクロコダイルの水槽に入るっていう『Cage of Death』というトンデモアトラクションがある。

入園料とは別で$175かかるので、今回は断念。

出る前にワニに挨拶。

どっちがワニでしょうか
すごい歯
Bye Bye

ちなみにこの時の様子はYoutubeにもあります。

野生のクロコダイルツアーに行ったときのと一緒に入ってるよ。

デカかったなー、すごかったなーと言いながら、ここに来るまでの道中、クロコダイル見れへんかったなーなんて、いろんなところで残念がってた自分たちを反省する。

舐めてました、ごめんなさい。

かわいいなんて思ってしまって、ごめんなさい。

あの、エサに噛みつく時のバクンッという音とジャンプ力、、

人間なんて、一瞬でやられてしまうのにあんな軽口を叩いてた。

わたしたちは愚かだ。

そんな反省も暑さですぐに吹っ飛ぶ。

海辺の方に向かっていると、

アスレチック的なものを発見!

屋外筋トレ器具に目がないサル。こういう遊具も例外ではない。

足取りに迷いがない。

…いい笑顔。

楽しそうで何より。その顔が見れただけでわたしは満足よ。

その先の芝生。

USS Peary Memorial

USS Pearyとはアメリカ海軍の駆逐艦で、ここダーウィンで日本軍に撃ち落され、沈没したそう。その軍艦についていた大砲が記念碑としてそこに置かれている。

きっとたくさんの人が犠牲になったんだろう、、

ここで空襲にあった人たちも攻めてきた日本軍も。戦争なんていいことなんてひとつもないのになー。

うーん、、戦争はよくない。

人間は愚かだ。

人間って卑しいな、と思いながら一旦 Airbnbの家へ帰宅。

というのも、お昼に食べたフォーの汁を白い服にこぼしてしまっていた。

やっちゃったねー

洗濯して、ちょっと家で休憩。

夕方になり、街に涼しい風が吹き出して来た頃、散歩がてら夕日を見に行くことに。

もっかいスラッシー飲みたい。

向かおうとしていたMindil Beachとは逆方向にある、Bober。

でもこんな気持ちのいい天気の中、飲みながら散歩したいと思ってしまったのだから仕方がない。

好きだなぁ

と、半ば呆れられながらも、散歩大好きサルじぃちゃんは快諾してくれた。

3度目のBober。3度目のピーチスラッシー。

キンキンに冷えたスラッシーを飲みながら歩く。

真っ昼間しか出歩いていなかったので気が付かなかったが、海沿いで風があるからか意外と暑くない…

スラッシーを持つ手が冷えてきた。

飲むスピードが明らかに落ちている。でも手が冷たいから早く飲み切りたい。

サルー、スラッシー飲む?

優しい振りしてサルに飲ます。エセ親切。

ガチの優男は、気を遣ってくれたのか、そんなに飲まない。

でも回り道して買った手前、もういらんとは口が裂けても言えない。

頑張って飲み切る。もうお腹はちゃぽちゃぽだ。体温も急激に下がった。

あー強欲ってあかんな。という教訓を、身をもって学ぶ。

だからこの世に ”ほどほど” という言葉が存在するのだ。

わたしは愚かだ。

そんなことを思っていたらMindil Beachに到着。

道沿いのベンチに腰掛け、陽が沈んでいく様子をただぼーっと眺める。

やっぱ自然って最高やなぁと改めて感じる夕暮れ時。

環境を守ろう!